定食屋チェーン「まいどおおきに食堂」。2019年12月期末時点で全社919店舗だったものの、コロナ禍の4年間で120店舗が閉鎖され、売上高も大幅に減少。SNS上でも閉店がたびたび話題になっている同店について、どんなお店で、どんな味なのかを検証すべく、最寄りの店舗に行ってみました。
※価格はすべて税込です。
※価格や商品は2024年4月12日時点の情報です。
※最新の情報は公式サイトや公式SNSをご確認ください。
※店舗によって取り扱い商品が異なります。
目次
・【まいどおおきに食堂】フジオフードグループ、予想上回る絶好調
・【まいどおおきに食堂】朝7時から営業
・【まいどおおきに食堂】実食!
・【まいどおおきに食堂】単身世帯が多いエリア向け?
※2024年4月13日公開の記事を再編集しています。
【まいどおおきに食堂】フジオフードグループ、予想上回る絶好調
バラエティに富んだおかずから好きなものを1品ずつ選べる定食屋チェーン「まいどおおきに食堂」。店舗名は立地に合わせて「地名+食堂」となっており、懐かしさが感じられる店構えが特徴です。
「日刊SPA!」によれば、運営元の株式会社フジオフードグループ本社は創業以来、同店を含むさまざまな業態店を展開するマルチブランド戦略で規模を拡大し、コロナ禍直前の2019年12月期末時点で全社919店舗だったものの、コロナ禍の4年間で120店舗が閉鎖され、売上高も大幅に減少。SNS上でも閉店がたびたび話題になっていました。
しかし、フジオフードグループ本社が8月14日発表した2024年1〜6月期連結決算は、 最終損益3億9200万円の黒字。前年同期は1億9200万円の赤字だったところ、大幅に改善しました。同社の予想では7900万円の黒字を見込んでいたそうですが、それを2億円も上回る、仰天の結果に。その背景には、不採算店舗の撤退や人件費削減、インバウンド(訪日外国人)の増加、季節ごとのフェア実施などがあるとされています。