コーセーはそうした説明がなかったため、よりファンの反発を強めてしまっている部分があるようだ、
その一方で「起用してくれるスポンサーさんをファンが叩いたら困るのは目黒くんだよ」「人気と実力で問題の影響をねじ伏せた目黒くんのことをファンは素直に誇るべき」「切ったままのスポンサーに比べたらありがたいと思わないと」などとコーセーを擁護する声もある。
また、少なくないファンから「化粧品売り場のポップはずっと目黒くんのままだったから、CMやっていなかっただけで契約は継続していたのでは」との意見が上がっている。もしそうなら正確には再起用ではないため、目黒が新CMに出演するからといって「企業側が説明する必要はない」との見方があるようだ。
しかし、こうした擁護の声があっても、ネット上ではいまだにコーセーへの不満が多く書き込まれている状況だ。業界内では「CM起用を再開したらファンからバッシングされるとなれば、他の企業も旧ジャニーズ系タレントの起用に二の足を踏むようになる」と指摘され、ファンの暴走が結果的に「推しの不利益」につながることが懸念されているようだ。
タレントにとってファンはありがたい存在だが、愛情が強すぎるあまりにスポンサーが叩かれ、企業側が「敬遠ムード」になってしまえば大きな損失となるだけに、なかなか難しい問題といえそうだ。