女子SPA!で大きな反響を呼んだ記事を、ジャンルごとに紹介します。こちらは、「結婚」ジャンルの人気記事です。(初公開日は2019年9月8日 記事は取材時の状況)
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浮気が発覚したとき、夫はさまざまな言い訳をするが、中には呆(あき)れるしかない理由もある。夫には夫なりの「心の叫び」があるようだが……。
◆夫が趣味をもつことは歓迎したが
「うちの夫には呆れました」
怒りを通り越したというのは、マイさん(40歳)だ。2歳年上の夫との間に、8歳と5歳の子がいて、仕事に子育てに家事にと忙しい日々を送っている。
「お互いに時間をやりくりして家庭を円満に築いてきたとは思っていました。ただ、夫が無趣味なのはずっと気になっていたんですよね」
マイさんは学生時代からチェロを弾いている。出産や育児でブランクはありつつ、今もチェロを習い、仲間と小さな演奏会を開くこともある。この趣味だけは続けていきたいそうだ。
「夫も何か一生続けられるような趣味をもてばいいのになと思っていたら、自転車で10分くらいのところにスポーツジムができたんですよ。学生時代はサッカーをやっていたらしいので、また何かスポーツやればと夫に勧めたんです」
夫もその気になり、さっそく入会。何か球技でもやるのかと思いきや、なぜかムキムキになるとトレーニングを始めたらしい。
「何をやろうと彼のストレス解消になるのなら別にいいやと思っていたんです。そうしたらある日、夫が『だいぶ筋肉がついてきた』と。
健康第一ですからね、よかったねと言ったんです。すると夫が『オレ、もっと筋肉つけるよ。男らしいだろ、そのほうがいいだろ』って。
正直言って、どうでもよかったんです。投げやりな気分ではなく、夫が筋肉つけたいならそれでもいいし、つけなくてもいい。夫の肉体改造をきゃあ、ステキなんていう気分じゃないですからね。日常生活のほうが大事なんだから(笑)」