漢字だけをみると、「金の雀(すずめ)」という何ともゴージャスな感じですね。
そこに、「子ども」である「児」という字が加わり、「金雀児」。
これは縁起の良い鳥か、「麒麟児」のように天才児を指すような言葉でしょうか?
でも、今回はこの推測とはかなりかけ離れていますので、ヒントをみなければまず正解できないと思います。
さあ、この天才児ならぬ「金雀児」、いったい何と読む?
「金雀児」の読み方のヒントはコレ!
これは植物の名前です。
蝶の形をした黄色い花をつけます。
「金雀児」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「エニシダ」です!
葉の根本に、モンキチョウが何匹もとまっているかのごとく、綺麗な黄色い花が特徴の「エニシダ」。
「エニシダ」は、ヨーロッパ原産のマメ科の落葉低木で、江戸時代の貿易を通じて日本に輸入され、鑑賞用として今日まで普及しました。
とても良い香りがするので、庭のガーデニングとして植えられることが多いですが、本場ヨーロッパでは枝の部分を「箒」の材料として利用するのが一般的だったそうです。
このことから、「箒=主婦」という図式が成り立ち、「エニシダ」がたくさん植えられている家は「女が強い」という伝承もあるんだとかwww
「エニシダ」がたくさん植えられている家があったら、奥様のことをつい見てしまいそうですね!
最後の難読漢字は「香蒲」!
これは読める人も多い、サービス問題かも!?
2文字目の「蒲」だけでも同じ読み方をしますが、これはかなり特徴的な形をしているので現物を見れば分かる人も多いはずです。
「香」という漢字がついている以上、よい香りがするものでしょうし、2文字目の漢字は「草かんむり」なので植物っぽいイメージもありますね。