なお、放送枠の「ドラマ8」は、昨年4月期の福士蒼汰主演『弁護士ソドム』から新設され、『しょせん他人事ですから』で6作目となったが、今作で枠自体が終了。10月期からは金曜午後9時放送開始の「ドラマ9」枠になるという。

「枠自体があまり視聴者に浸透していなかった点も、『しょせん他人事ですから』が盛り上がらなかった“敗因”のひとつかもしれませんね。ただ、最終回では中島とプライベートでも交流があり、『親友』と公言するお笑いコンビ・霜降り明星の粗品がゲスト出演したため、ファンは沸いていた印象です」(同)

中島健人の音楽プロジェクト、ドラマ楽曲続々配信もDL数伸びず

 今作では、中島が歌唱・作詞を務める音楽プロジェクト「HITOGOTO」も進行していた。

「これは、中島が役柄である保田の目線、そして中島個人の目線から、ドラマのキャラクターやエピソードに沿った歌詞を順次書きおろしていく主題歌企画です。メイン主題歌の『ヒトゴト feat.Kento Nakajima』は7月26日にデジタルシングルとしてリリースされ、8月5日付の『オリコン週間デジタルシングル(単曲)ランキング』では4位に初登場。ダウンロード(以下、DL)数は6,463DLを記録しました」(同)

 翌週(同12日付)は18位に大幅ダウンしながらも、2,414DLを記録。ただ、オリコンのサイトを見ると、同曲のランキング登場回数は「3週」と記載があるだけに、最終話放送まで連続でランクインすることもなかったようだ。

 そのほか、第2・3話に登場したアーティスト・ヌーヌー(野村周平・平祐奈)に向けた「ヒトゴト for ヌーヌー」(同10日配信)、第4・5話のゲストとなるドーナツ店店長・黒川大樹(浅利陽介)にあてた「ヒトゴト for 黒川大樹」(同24日配信)、同僚の加賀見灯(白石聖)への「ヒトゴト for 加賀見灯」(同31日配信)、第6・7話ゲストの西村和徳(勝村政信)・優希(斎藤汰鷹)親子をイメージした「ヒトゴト for 西村親子」(9月6日配信)という4つのバージョンも続々リリース。