◆誰もいない公園で、使用禁止の遊具たちがポツン

子どもの幼稚園が休園になり、家で面倒を見ながら在宅ワークをすることになった高橋さん。思いきり外で遊びたい子どもを家にとどめながら自分の仕事をするのは、想像以上に大変でした。

「コロナ禍、規制が厳しかった当時を振り返ると、疑問に思うことが多かったです。私たちが住んでいるのは、高齢者が多く、子どもはあまり多くない地域。『密を避けて』と言われていましたが、うちの周りは人が少ないので、子どもと気晴らしに散歩していました。

人気(ひとけ)のない公園で少し遊んで帰ろうとしたら、すべり台やブランコなどの遊具に使用禁止の規制線がはられていてビックリしました。普段から人も少ない公園で、そこまでする必要があるのかとモヤモヤしました」

なんで遊べないの? と残念がる子どもをなだめながら帰宅した高橋さん。しばらくしてまた公園の前を通りかかると、ショッキングな場面に遭遇します。