この「ミライ カフェ プロジェクト」は、カフェが持つ集客やコミュニティ醸成の機能を、テクノロジーやアイデアでどう進化できるか、さらに、今までカフェが持たなかった機能や役割をどう付加できるかを考え、実証実験し、実装していくプロジェクトだ。次世代カフェ創出、カフェを活用した企業コミュニケーションの支援などを行っている。

テクノロジーの発展と浸透により、ネット上で購買や体験までもできる時代に「あえて行きたい」「また来たい」と思ってもらえる価値をどう創出するかを、ロケーションパフォーマンスという観点から考え、アイデア、テクノロジー、新たな収益の仕組みなどを実験している。

リニューアル後の特徴

今回のリニューアルで、店内全体に「マーブル マシン」を設置することで、エンタメ空間としても楽しむことができるようになった。2Fから1F、1Fから2Fへと球が転がる様子は、ダイナミックでありながら、その「マーブル マシン」が清澄白河の名所を案内していることで、清澄白河の各所に足を運ぶきっかけにもなる送客機能が加わっている。


また、古民家としての木の温もりや親近感はそのままに、色や素材の統一により、スタイリッシュかつおしゃれな空間となっている。


さらに、今までは1Fのみがカフェスペースで2Fはオフィスだったが、2Fもカフェスペースにすることで、より多くの人が利用できるようになっている。


仕事等でゆったりと利用したい人や、店長との語らいの時間を楽しみたい人は1F、


複数で利用する人は2Fというように分けることで、全ての人が居心地の良い空間となることを目指している。

次世代カフェのモデルとなることを目指して


さらに今後は、リニューアルを機にさらに一歩進めて、地域の空き家再生や海外への日本文化の輸出として、この「マーブル マシンカフェ」のモデルを展開していきたいと考えているという。

また、「マーブル マシンカフェ」から他の店舗や場所へ送客することで儲ける「リアルアフィリエイト」を確立し、次世代カフェのモデルとなることを目指している。