暑くなると毛穴や目尻のシワ、ほうれい線などにファンデーションが入り込んでしまうことがありますよね。それが線のようになっていることも多々あり……鏡を見てゾッとしています。しかも40代に突入してから、この毛穴落ちやほうれい線への入り込み現象は悪化を辿る一方。とりあえず気になる部分はファンデーションを薄めに塗るなどの対策をしていたのですが、薄すぎるせいか夕方になると、“ほぼすっぴん”状態に。
そんな悩みに、キュレルのパウダーバームがオススメとの有力情報を知人から入手。ドラッグストアでよく目にするキュレルとのことなので、買い物ついでに購入してみました。
◆低刺激設計で「素肌でいるより肌にいい」と噂のバーム
「キュレル 潤浸保湿 パウダーバーム」(34g/税込2,090円)は、髪の毛などの不快接触を防いで、毛穴・凹凸ぼかしまで、色々対応してくるマルチアイテム。
乾燥性敏感肌の人のためのブランドということもあり、低刺激設計になっているのも嬉しいポイントです。
なんでも“美肌形成バリア膜”を形成し、毛穴・凹凸をぼかして、サラすべ均一な肌に仕上げてくれるとか。汗や皮脂も吸着し、ベタつきやメイク崩れも防止。潤いを補給しながらも、肌表面は塗った直後からさらスベな仕上がりで「素肌でいるより肌にいいバーム」と言われています。
このバームは、化粧水や乳液などで肌を整えた後、スキンケアの仕上げに使います。朝使用する際は、スキンケアの最後かつ日焼け止めの前に。
◆よくある毛穴ぼかしコスメとの大きな違いは
テクスチャーは、一般的な毛穴カバーや毛穴ぼかしコスメのように、ふんわり軽い感じです。ただ一つ格段に違うのは「しっとり感」。
一般的な毛穴ぼかしは皮脂を吸着する成分が入っているものが多いため、乾燥が気になるのが難点でした。しかし、こちらはセラミドが配合されているバーム。夏は表面だけベタついて内側が乾燥するインナードライ肌になりやすいので、こういったアイテムはほんと助かります!!
◆まずは手のひらのシワで試してみたら……
まずは、手のひらで試してみました。
シワがふんわりカバーされています。毛穴だけでなく小じわカバーにも使えると思います。
ちなみに本来はこの商品、髪の毛などの接触が刺激になる人に向けたものなので、メインは夜に使用するらしいです。でも夜だけの使用なんてもったいない! これだけサラッとするアイテム、四六時中ベタつく今の季節にこと大活躍するはず。
試しに外出予定のない日、スキンケアの仕上げに塗ったままにしておいたのですが、ふと肌を触った際にあまりのサラサラ感に驚いたほどでした。
◆ファンデの毛穴落ち、メイク崩れなし!
続いて、メイクをして外出する日にもスキンケアの後に仕込んでみました。
毛穴やほうれい線などの気になる部分のほか、テカリが気になるTゾーンにも使用。これだけでもキメが整うのか、肌がワントーン明るくなったような感じです。ファンデーションを上から重ねるので、あまり塗り込まず薄めにさっと伸ばす方が良いと思います。
その後、下地、ファンデーション、気になるところにコンシーラーも重ねましたが、モロモロと出てくることもなく、ヨレたりすることもありません。ファンデーションがいつもよりフワッとのるような感じで、肌もキレイ! メイク崩れもなく、むしろ時間が経った方が肌にフィットしているような感じです。
◆ファンデーションが入り込んでない!
夕方、自宅に戻り鏡を見たところ、ほうれい線や目尻のシワにファンデーションが入り込んでない! しかもサラサラです。夜クレンジングをした際も、毛穴に残ることなくスッキリオフできました。
スキンケアの仕上げにキュレルのバームを仕込んでおくと、日中ふと肌に手が触れた時に、サラッとしていてびっくりします。
最初は「えっ!? なんでだっけ?……そうだ、キュレルのバームを塗ったからだ」と、あまりのサラサラ感に思わず笑ってしまったほど。このサラサラ感、今まで体験したことがなく、ハマりそうです。
◆乾燥やごわつき、ベタつき、テカリも気にならない
表面はサラサラですが保湿もしてくれるので、乾燥やごわつき、ベタつき、テカリも気になりません。ファンデーションがヨレる事もないので、最近は、乾燥が気になる口周りにも使っています。
さすがに猛暑日の屋外に長時間いたらどうなるかはわかりませんが、通勤やオフィスワークの日ならしっかり持ちこたえてくれそう。筆者は暑いと首に汗疹(あせも)ができやすいため、首のベタつき対策にも使おうと思っています。
<写真・文/佐治真澄>
【佐治真澄】
美容ライター/化粧品会社のPR経験をもとにライターとして活動を開始。現在はWEBを中心に多くの媒体で美容記事を執筆。スキンケア、メイク、ボディ、ヘアケアなど幅広いジャンルに精通。