中は、食感の異なるチョコカスタードとチョコホイップクリームが2層になっていました。ジャンボというだけあってボリュームがあり、満足度が高いです。

 しかし、これも個人的には、チョコの風味以上に砂糖の甘みが前面に出ているなと感じてしまいました。

 コンビニや「ビアードパパ」、「ヒロタ」などのシュークリームをわりと頻繁に食べている筆者ですが、シュークリームとしては近年あまり食べたことがのない強い甘さ……。そして、これを食べてつくづく「最近のスイーツは甘さが控えられているんだなあ」と実感した次第です。

 とはいえ、この商品もネット上で「甘すぎなくておいしい」という書き込みが見られたので、筆者のような人ばかりではないもよう。

「チョコミントミルクレープ」(529円)を実食

業績伸び悩みの【コージーコーナー】、745円『ポケモン』コラボケーキ食べてわかった懐かしさと新しさの画像11
韓国のセンイルケーキのようなかわいらしさ(C)サイゾーウーマン

 最後に、ネット上のチョコミント好きの間で話題になっていた「チョコミントミルクレープ」をいただきます。

 商品説明によると、「ミント風味チョコガナッシュをのせたココアスポンジに、爽やかなミント風味クリームとほんのりビターなココアクレープを重ね、間に4層のパリパリチョコをサンドしました」とのこと。

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パリパリ!(C)サイゾーウーマン

 フォークを入れると、間に挟まれた薄いチョコのパリパリ感が手まで伝わってきます。

 口に入れると、パリパリチョコとフワフワのチョコスポンジ、そしてミント風味クリームの食感の違いが楽しい! ミントの清涼感のせいか「甘すぎる」と感じることもなく、後を引くおいしさです。

 これは、なかなかほかのお店では食べられない、楽しさが詰まった新感覚のケーキではないでしょうか!

【銀座コージーコーナー】で感じた「懐かしさ」と「新しさ」

 今回感じた銀座コージーコーナーの魅力は、主に以下の4つです。

(1)どれもサイズが大きめなのに、良心的な価格
(2)定番商品が並ぶ安心感と懐かしさ
(3)攻めた新感覚ケーキにも挑戦!
(4)ロッテ子会社ならではのコラボ商品