お互いの精神疾患と向き合った先にも「幸せ」ってのはちゃんとあります。そうした時期を過ごすことで、この先何かあっても支え合っていけるなあって土壌が整ったわけです。

◆普段から意識しておきたいヒント

1.5人に1人が生涯で精神疾患になるということを知っておく。パートナーがなるかもしれないという心算で、お互い知識を持ち、共有しておくこと。

2.メンタルケアにおいて認知行動療法は効果がある人も多く、エビデンスもある。うつでなくても知っておくとよい。

3.SNSは通知を切ることができる。それだけでもストレス軽減になる

<文/犬山紙子 イラスト/劔樹人>

【犬山紙子】

1981年生まれ。エッセイスト、コメンテーター等としてTV出演も多数。著書に『私、子ども欲しいかもしれない。』『すべての夫婦には問題があり、すべての問題には解決策がある』など。2014年に劔樹人さん(ベーシスト、漫画家)と結婚。長女の誕生を期に、2018年、児童虐待防止チーム #こどものいのちはこどものもの を発足。 

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