子供っぽい人の心理・原因①そうやって育ってきた
子供っぽい性格の人の心理として、今までそうやって甘やかされて育ってきたから、ということが挙げられます。
今まで出会った友人たちは、親が甘やかしてあまり間違いを指摘してくれなかった、ケンカをしたりせずほとんど自分の思い通りに物事を進めてきたのかもしれません。幼少期からそのように育ってきた人は、大人になっても変わらず、そういった生き方をしてしまう傾向があります。
特に、幼少期~小学校くらいの「自分以外の人と合わせること」を学ぶべき時に親が過保護だったり、周りに恵まれなかったりで協調性を学べなかったというパターンは非常に多くなっています。
子供っぽい人の心理・原因②先天性の病気
「この人子供っぽいな」と感じる人の中には、先天性の病気や障がいを患っているケースもあります。中でも有名なのが、アスペルガー症候群やADHDと言った多動性障がいです。
簡単に言うと、人の気持ちを理解することが難しかったり、思いついた瞬間に行動してしまう、というような病気です。先天性の病気や障がいと言えど、心身の発達に関するものは特に発見されずにそのまま生きづらさを感じながら大人になっているケースも多くあります。
自分が発達障害や病気だと思わずに、生活しているという隠れアスペルガーなどと言われる人々が最近社会問題にもなってきているのが事実です。
子供っぽい人の心理・原因③後天的な精神の病気
子供っぽい人の原因として、後天的な精神の病気と言うのも挙げられます。有名なところで言うと、統合失調症などが挙げられます。
統合失調症は重症化すると妄想が激しくなって思い込みで怒り出したり、治ったと思ったのにまた症状が出てきたりするので、周りの理解も非常に大切です。こういった後天的な精神の病気にかかってしまった人は、自分で自分の気持ちを抑えることが出来ずに本人も苦しんでいるケースが非常に多いです。
また、心療内科に通うことに抵抗があって、自分の心の不調に気づきながらも適切な処置を受けず、悪化させてしまう人がいるというのも、知っておいてあげてくださいね。
子供っぽい人とは原因を探ってかかわるようにしよう!
いかがでしたか?一言に性格が子供っぽい、精神年齢の低い大人だと思っても、実は様々な心理や原因が隠れていることが分ります。
中には、病気が原因で精神年齢が低く、子供っぽいと周りから疎まれてしまう人もいるため、子供っぽい人とのかかわり方にはちょっと注意が必要なんですよね。
かといって、仕事なのに急に自分の感情で怒り出したり、気分で動いたりと精神年齢の低い行動をされてしまうと、付き合うこっちはかなり疲れてしまいます。精神年齢の低い子供っぽい人とは出来るだけかかわりを避けることも一つですし、どうしてその人が精神年齢が低く、子供っぽい性格なのかを探ってみるのも有効的です。
避けられない関係にいる人はかなり気疲れしてしまうと思いますが、ある程度割り切ってうまく接していきましょう。