創業300年余の老舗和菓子屋「小原木本舗 大徳屋長久」の新ブランド「It Wokashi(いとをかし)」が、大阪府のアパホテル&リゾート大阪梅田駅タワーにオープン。第1弾商品として、“飲めるほどに柔らかい”究極のクリーム大福「It Daifuku」9種/各378円(税込)が登場した。

和菓子の魅力を現代に合わせて提案

「It Wokashi」は、三重県鈴鹿市で300年以上続く老舗和菓子屋「小原木本舗 大徳屋長久」が手がけるブランド。「和菓子」や「伝統」というルールに縛られず、自由にお菓子を創造し、和菓子の魅力を現代に合わせてチューニングしながら提案していく。

「It Wokashi」というネーミングには、「いとをかし」の趣深さ、「It お菓子」のアップデートされた和菓子でありたいという思いが込められている。

8月にオープンした「It Wokashi 梅田店」では、テイクアウトとイートインに対応している。

“飲めるほどに柔らかい”クリーム大福

ブランド第1弾となる「It Daifuku」は、これまでの大福の概念を覆す「触感」「食感」「味の掛け合わせ」にこだわった新感覚の大福だ。

口の中でふんわりとろけるクリーム餡を、手で持つのが難しいほど柔らかい求肥で包み、口に入れると“ほどけるように溶けていく”絶妙な食感を目指した。フレーバーの組み合わせが特徴で、通常ならば和菓子に使われないような食材、例えばハーブ、スパイス、フルーツを巧みに和菓子と掛け合わせ、美味しくて楽しい味を提案している。

9種類の「It Daifuku」

「It Daifuku」は、様々なフレーバーを組み合わせた9種類が用意されている。


「粒餡&クリーム」は、特製クリーム餡をプレーンの求肥で包んだ、スタンダードな味わい。「It Daifuku」の新しさを実感するのにぴったりの一品だ。

「苺&ピンクペッパー」は、ピンクペッパーを練りこんだクリーム餡を、苺を練りこんだ求肥で包んでおり、スパイシーでちょっと大人な味わい。