『芽衣さんは、なんでも受け入れてくれそうだよね。僕ね、実は誰にも言っていないフェチがあるんだ。それも芽衣さんなら受け入れてくれそう。
僕、綺麗な女性をいじめたいの。綺麗な顔がクシャクシャになっているところを見るのが好きなんだ。僕とそういうプレイしない?』
一瞬血の気が引きました。でも、なんだろう……可愛らしい顔つきで口調もすごく柔らかいから、ついOKしちゃったんです(笑)」
◆リュックに夢と「大人のおもちゃ」を詰めてきた彼
――話を聞いているだけだと、私なら怖くて断ってしまいそうです……。
「私が断らないと彼は見抜いてたんでしょうね。その後『これが僕のお気に入りのプレイだよ』と言って、FANZAというアダルトサイトでAVを紹介してくれました(笑)。
タイトルは忘れましたが、シリーズものでした。キャビンアテンドさんや受付の方など華やかと言われている職業の制服を着た女性が、男性にロープで縛られたり、大人のおもちゃを使われたりしている動画でした」
――それを見て実際どう思ったんですか?
「実は私、Mなんです(笑)。だから興味を持ってしまいました。彼は『今度持ってきたいものがある!』と言って、すごくワクワクしていました(笑)。
数日後、ご飯に行った後ホテルへ行きました。彼はリュックに大人のおもちゃを何種類も用意していました。彼が好きなAVを一緒に見て、『これやりたい、あれやりたい』って。今まで積極的に意見を発してこなかったのに、その日だけは違いました」
◆このまま趣味の合う恋人同士になれるのか
――おふたりは恋人同士になったんですか?
「知り合ってから3ヶ月くらい経った頃、私も関係が気になったんで聞いたんです。そうしたら『芽衣さんは年上で、お付き合いするとすぐに結婚となってしまいそうで今一歩踏み出せない。でも好きは好き』と言われました。
なんとも微妙な答えだったんですが、その時は私も彼と一緒にいることが楽しかったので、また会うことにしたんです。