以来、彼女はビルボード200で3つの1位アルバムを獲得し、「Come & Get It」「The Heart Wants What It Wants」「Good for You」「Same Old Love」「Hands to Myself」などでホット100チャートのシングルトップ10も連発しながら、『スプリング・ブレイカーズ』(12年)、『レイニーデイ・イン・ニューヨーク』(19年)など俳優としても活躍を続けている。

最新映画で披露した楽曲は制作中に変わっていった

9月1日、セレーナはテルライド映画祭で最新作『Emilia Perez(原題)』のキャストとのQ&Aセッションに出席。彼女は映画での歌唱が「セラピー」だったと語った。

映画の中で彼女が演じるジェシ・デル・モンテは「Mi Camino」(ミ・カミーノ)という楽曲を披露するそうだが、同楽曲は映画を作る過程で変化していったようだ。

「最初はもう少し荒々しいサウンドだったけど、カミーユと一緒に曲に取り組む中で、だんだんとバラードのようになっていったんだ」「それがひとりの女性と、彼女が経験する人生のフェーズについての物語になっていって、本当に美しかったよ」と説明したセレーナ。撮影を経て完成した楽曲、そして最新作での彼女の演技に期待が高まる。