【咳払いする心理】③周囲の人を注意している
自分の存在をアピールするという意味の他にも、自分の咳払いが聞こえる範囲内に居る人を注意するという意味が込められていることもあります。
例えば電車の中で大股を広げて座っている人や、化粧をしている女性を注意するという意味もあります。そうした意味で咳払いをする場合、咳払いをした後にちょっと嫌そうな目線を送って来たり、これ見よがしに咳払いをし続けることがあります。
咳払いをすることで周囲の人を注意し、快適な環境になることを目的としているのですが、実は咳払いをしている本人が環境の調和を乱していることもあります。咳払いは言葉でする注意とは違って周囲に居る人全員に聞こえるもの。さらに個人名を指していないので、「自分が咳払いされているのでは？」と、周囲の人を不安にさせる事もあります。
注意する時にはしっかり言葉を使って注意した方が良いでしょう。ただ、咳払いで注意する人は言葉で注意することが怖いと感じている小心の持ち主でもあるので、咳払いをやめても注意することが出来るのは稀です。
【咳払いする心理】④何か話したい
人見知りの人や、異性とうまく話せない人などが咳払いをすることもあります。
2人きりで特に話題の無い時や、話し出すタイミングを計っている時などにする咳払いは、何か話さなくてはならないという心理状態であったり、何か話してくれないかなという心理状態であるといえます。
ちょっと気まずい空気を何とかしたいと思っていることが咳払いという形で外に現れるんですね。
【咳払いする心理】⑤ストレス発散
人はストレスを感じると喉が詰まっているように感じることがあります。
本当は何も喉に詰まっていないのに「うっ」と苦しくなるようなことがあるのです。そうした喉の症状が続くときにストレスを発散させようと咳払いをすることもあります。
その場合はたんが詰まっている咳払いというよりも「こほこほ」という空気を吐き出すような咳払いになるでしょう。
【咳払いする心理】⑥咳払いする癖を直すためには？
咳払いの原因がストレスの場合にはストレスを発散できることをするのが一番良い解決方法です。
運動をしたり、好きなことに打ち込むことで喉のつかえも取れるでしょう。また、咳払いをすることが癖になってしまっており、直したいという人は友人に注意してもらうのがおすすめです。
癖は無意識にしてしまうものなので、直すためにはまず意識下に置くことが大切。癖を注意してもらうのは、その意識下に置くのにとても有効的です。
