東京の神宮前・自由が丘に店舗を構えるワインショップ「VIRTUS」と、京都の立ち食い蕎⻨「SUBA」は、両店が融合した新店舗「VS(ブイエス)」を、9月10日(火)、東京渋谷にオープンする。
蕎⻨とワインをカジュアルに楽しめる「VS」
「VS」は、渋谷駅から徒歩3分の立地に位置し、1階はスタンディングで蕎⻨を提供する「SUBA VS」、2階はワインショップ&ワインバーとして楽しめる「VIRTUS VS」として営業。蕎⻨とワインをカジュアルに楽しめる新店舗としてオープンする。
1階「SUBA VS」
2021年の大みそかに京都にオープンした「SUBA」は、京都ではなじみの薄い立ち食い蕎⻨を、立場や食文化の垣根なく楽しめるスタイルで構築し、瞬く間に人気となったお店。
「SUBA VS」は、「SUBA」の初の東京の店舗となり、蕎⻨のほか蕎⻨前、「VIRTUS」のワインを使用した出汁割りなどを提供する。
麺は、全国からその時期一番良い蕎⻨粉を厳選したオリジナル麺を毎日製麺。そばつゆには、利尻昆布と本ガツオ、サバ、ウルメイワシなど上質な素材で引いた関⻄風の出汁を使用しており、関東の立ち食い蕎⻨では一般的な濃いめのそばつゆとは異なる味わいを楽しめる。具の素材には生産者から直接仕入れた野菜などを使い、馴染みのある料理や食材を蕎⻨に再解釈した斬新なメニューを提供。また、2階のワインを角打ちで楽しむこともできる。
趣向を凝らした斬新なメニューを提供
「冷かけ 完熟トマト蕎⻨」1300円は、夏だけの期間限定メニュー。出汁の風味の後にトマトの甘酸っぱい余韻が残り、オリーブオイルとディルなどのフレッシュハーブが香りを添える。カッテージチーズもさりげないアクセントだ。
「島根県宍道湖のしじみとマンダリンオイル」1100円は、日本一の産地である宍道湖の、粒が大きく肉厚な身が特徴のしじみを使用。Cedric Casanovaの柑橘が香るオリーブオイルを振りかけることにより、関⻄風の出汁としじみの出汁のそばつゆに油分が加わり、出汁の旨味がさらに引き立っている。