有隣堂は、9月28日(土)~29日(日)にかけて、同社の公式YouTubeチャンネル「有隣堂しか知らない世界」にて、初の24時間公開生配信イベント「有隣堂・24時間公開YouTubeライブ in 誠品生活日本橋」を実施する。

イベント内容


「有隣堂しか知らない世界」は、チャンネル開設から今年で5年目にしてチャンネル登録者数30万人を突破。

これを機に、さらなる飛躍を目指し、視聴者からの要望に応える形で初の24時間公開生配信イベントを実施する。


同チャンネルの公式オリジナルキャラクターとして、MCを務めるミミズク「R.B.ブッコロー」と社内外のゲストによるトーク、ライブ会場での裏側を直接体感できる観覧、視聴者同士が交流できるスペースの設置、購入者限定のブッコローのウイスキーボトルサイン会など、リアル書店から特別なコンテンツを提供し、書店の新しい可能性と体験を提供する。

各イベントの詳細は、下記の企画詳細ページからチェックしてみよう。

ライブ会場は「誠品生活日本橋」

同イベントは、開業5周年を迎えるCOREDO室町テラスと連携した特別企画。COREDO室町テラス2階で有隣堂が運営する、「誠品生活日本橋」をライブ会場として展開する。

「誠品生活日本橋」は、台湾の「誠品」グループが「くらしと読書のカルチャー・ワンダーランド」をテーマに、2019年9月に日本に進出した体験型の複合書店だ。

「誠品」ならではの選書による書籍が並ぶほか、台湾や日本を始め世界中からセレクトしたブランドが集結。洗練されたアイテム、フード、レストランのほかに、ワークショップやイベントも開催している。

なお、9月20日(金)~9月29日(日)の期間は、「BOOK STORY 読むとは、過去と未来の邂逅」を開催。台湾の文化が学べるワークショップや作家によるトークイベントが行われる。

書店業界の振興と活性化を目指して

日本出版インフラセンター(JPO)によると、3月時点で全国の書店数は10,918店で、10年前の15,602店から約3分の2に減少。過去10年間で4,600余りの書店が閉店したことになる。また、出版文化産業振興財団(JPIC)の調査によれば、全国の「書店ゼロ」の市町村は27.7%に上るのだそう。