◆念願の遊園地デートが…

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彼からは最初「しばらく忙しいのと、いつ勉強会が入るかわからない」という回答でしたが、「ここで引き下がっては、二度と昼間のデートができない」と感じた多恵さんは「今から半年以内の中で、行けそうな日をピックアップして欲しい」と、強引に話を進めました。

彼も根負けしたのか、「〇月〇日なら行けそうだし、USJなら近いからいけるかも」と返してくれたそうです。

彼からの回答を聞くなり、「やっと、他の恋人と同じように、日中デートができる」と、嬉しくて仕方なかったそうです。

2人とも大阪府在住のため、目的地のUSJは電車で行ける距離ということで、現地集合。待ち合わせ場所は、USJの最寄り駅である「ユニバーサルシティ駅」でした。そこには、どこかキョロキョロと落ち着きのない、彼の姿があったそうです。彼に声をかけても、どこかオロオロとしていて挙動不審。

いざテーマパークに入っても、彼からは「僕、写真は苦手だから」と拒否される始末。周囲には、ラブラブな状態でツーショット写真を撮るカップルの姿があったので、多恵さんは「他のカップルと、同じことが普通にできないなんて……」と、悲しくなったそうです。

さらに彼のおかしな言動は、これだけに留まりませんでした。ジェットコースターに乗るという話をすれば、「待ち時間長いのもお互いストレスだし、シングルライダー(※別々に、1人ずつライドの空席に搭乗すること。1人席に乗れるので、待ち時間を短縮できる)でお互い別々に乗らない?」と言われたのだとか。

さすがに、彼のこの発言に対し、多恵さんはびっくりしたそうです。結局、お互いシングルライダーで乗り物を楽しんだそうですが、もちろん楽しくありません。

そんな彼は、デート中ずっと携帯を気にしていたのだとか。