「『アラ還である50代の東野・ヒロミの番組スタート。時代と逆行している』って。これもうびっくりしてん、自分で。あ、俺もう時代と逆行してんねや、みたいな」

「『コア視聴率主義に変化、東野・ヒロミのMC番組この秋にスタートか? テレビ界の高齢化が進んでいる』とか。もうホンマに、ううっ……て」

 そう嘆きつつも、今田耕司とともにABCテレビの花形である「ナイトinナイト」枠を獲得した際に「20代後半、30代前半」だったことを振り返り、当時40代だった桂きん枝や中田ボタンらを「師匠、師匠」と年寄り扱いしていたことを告白。「俺は今もう57やん、アラ還やん。それはそうやわって」と納得していた。

 いずれにしろ、一旦は世代のバトンを引き取ることになった東野。次にそのバトンを託される若手は誰になるだろうか。

(文=新越谷ノリヲ)