そして現在、棚田夜神楽実行委員会が、野方野神楽保存会・大平村おこし協議会始め、岩戸用水組合・訪う・446・Trailheadで設立された。実行委員長には、野方野神楽保存会会長の甲斐宗之氏が就任し、12月1日(日)夕方の開催に向けて、企画検討しているという。

棚田で採れた米を味わうライブクッキング


二つ目の「棚田キャンプライブクッキングプログラム開発」は、稲作の場所である棚田で採れた米を味わう格別な体験を、キャンプから贅沢なシェフの料理へとグレードアップさせて、上質な体験をしてもらいたいという想いから企画された。

高千穂の中心部にある、高千穂の野菜と高千穂牛を提供するレストラン「GOKOKU」の甲斐雅章シェフと共同開発し、棚田でのライブクッキングにて、訪れる人へ驚きと感動を演出する。

棚田という稲作の地で、高千穂が誇る米を中心に、地場の野菜や日本一の「高千穂牛」など、高千穂ならではの味わいを最高の料理とともに楽しめる。高千穂が誇る食と田のコラボ体験だ。

山腹用水路にフォーカスしたハイキングコース


三つ目の「棚田ハイキングフィールド造成」では、棚田に水を運ぶ山腹用水路にフォーカスしたハイキングコースを制作。

高千穂の米づくりにはこの用水路がなくてはならないが、存在さえ知らない観光客も多いそう。棚田へ訪れた際に、山腹用水路を歩いて、立体的な高千穂の風景を楽しみながら、棚田の多面的機能を知ることができるコンテンツだ。

Trailheadは、なかなか歩けない用水路を歩くことで、特別な体験になるとともに、山腹用水路があるからこそ、高千穂の棚田が成り立っていることを体感してもらう機会になればと考えている。

同社は、上記で紹介した3つのプログラムについて、今年度の事業期間内に販売に向けて取り組んでいるという。

貸し切りプランのコンテンツを開発

「タカチホ棚田キャンプ」では、「会員でなくても体験したい!」「キャンプ飯準備してほしい!」「他の体験ができないか!」という様々な要望を受け、貸し切りプランのコンテンツ開発を今年度に実施する。