◆大学時代のある事件

そんなN先輩は、大学時代、酔った勢いで加藤さんに告白したことが。

周りの先輩もN先輩の恋を応援していたため、その場では返答できなかったそうです。

「一緒にいて楽しい人でしたが、わたしには他に好きな人がいました。彼は同じサークルにいたものの、しばらくしてやめてしまった人。その後も、ときどき会って、なんとなく付き合うようになっていました。N先輩が私を好きなことは周りの先輩も知っていて、はやし立てるので、わたしは彼がいることを言い出せずにいて困っていたんですよね」

返答に困った加藤さんは、その後N先輩と仲の良い先輩に相談することに。

実は彼氏がいることを伝えて、どうすべきか相談。傷は浅いうちの方がいいと、彼氏がいることをN先輩にも伝えることにしました。

「彼がいると伝えたとき、N先輩は大号泣。その後何度かサークルのイベント時にも、号泣しながら『好きだ』と言われてしまっていて、徐々に先輩のグループと疎遠になっていたんです」