今回の報道でとりわけ反響が大きいのは『ナースのお仕事』のリバイバル企画で、ネット上では以下のような声が飛び交っている。

「ナースのお仕事リバイバルだと!? 本当だったら幸せすぎる!」
「松下由樹さんの『あ~さ~く~らぁ~』がまた聞けるかも。高杉先生より水島先生派だったなあ」
「ナースのお仕事は観月ありさと松下由樹のコンビしか受けつけないけど、年齢的に同じ役をやるのは難しいのでは」
「正直、キャスト全とっかえの安易なリメイクならやめたほうがいいと思う」

 リメイクの場合は当たり外れがあり、『GTO』はEXILE・AKIRAの主演で2012年から2期にわたってリメイクされたが、本家のイメージが強すぎて評価が芳しくなく、なおかつ先述した反町版のリバイバル作品が放送されたことで実質的に「なかったこと」になるなど不遇な扱いとなっている。また、江角マキコの主演で大ヒットした『ショムニ』シリーズは2013年に江角以外のメインキャストを一新して10年ぶりに復活し、実質的なリメイクとなったが、これもパッとせずに終わっている。

 『GTO』のようなリバイバル作品が成功したからといって、必ずしも「昔の作品を復活させれば当たる」というわけではないのが難しいところ。フジテレビのリバイバル路線は吉と出るのか凶と出るのか、今後に注目だ。