「物事がなかなか決められない…」そんないわゆる優柔不断な方はたくさんいると思います。ではどうして優柔不断になってしまうのでしょうか。今回は優柔不断な人の特徴と心理を11選、そして克服方法や改善方法について説明したいと思います。
優柔不断な人とは?
自分が何を食べるのか、何を着るのか、何を買うのかなど生活をする上で毎日決断しないと生きていくことはできません。
この日々の決断を特に、苦に感じていない人もいれば、なかなか決めることができずに悩んでいる人もいます。
物事を決断することが遅い、決められない特徴がある人は優柔不断な性格と言われます。そこで、優柔不断人の心理や特徴とはどのようなものなのか、また、どのようにすれば優柔不断な性格を克服したり改善したりできるのか解説したいと思います。
優柔不断とは?
優柔不断とは一般的にマイナスの意味で認識されています。そこで、優柔不断の意味について少し考えてみましょう。
まず、「優柔」の意味は漢字を見ると、優しい、柔らかいというイメージを持つことができます。これはその漢字の意味通りにやはり優しくて柔らかいという意味を持ちます。ここまでならプラスのイメージですよね。
では、後半の「不断」の漢字を見てみます。「不」は否定を意味しており、「断」は「断ち切る」という意味があります。この2つの漢字を合わせると、「断ち切ることができない」という意味になり継続して続いていくという意味になるのです。
まとめると、「優柔不断」とはいい意味と悪い意味が合体してできた四字熟語なのです。
長所である優柔不断
さて、優柔不断には長所と短所の2つの意味があることがわかりました。まずは、優柔不断な性格が長所として考えられる場合を説明します。
優しくて柔らかいという意味から、その性格も穏やかであると言えます。自己主張が強くできないことは短所かもしれませんが、その分周囲の意見をよく聞いて意見をまとめることもできるのが長所でもあります。
決断に時間がかかるというのが短所ですが、それは裏を返せばじっくり物事を考えることができるという長所でもあるのです。
短所である優柔不断
次に短所として認識される優柔不断とはどういうことか考えてみます。
一般的には長所より短所の方がイメージがつきやすいため、やはり決断力が乏しい、意見がすぐに変わるなどが短所として挙げられます。漢字の意味通り、断つことができないため、ダラダラと長引くのも短所です。
優柔不断には長所と短所の両方の意味を考えることができます。では、実際の優柔不断な人とはどのような特徴を持っているのか、11選紹介しましょう。