「愛される」「幸せを招く」と言われ、モテ香水としても大人気のランバン♪フェミニン&ミステリアスなイメージと美しいボトル、万人受けする香りという三拍子揃ったランバンの香水の魅力をもっと知ってみませんか?今回は、魔法の香水ランバンのおすすめ11選をご紹介します。
ブランド「ランバン」LANVIN PARIS
フランスのパリ発:ジャンヌ・ランバンが創業
フランスのパリ生まれの「ランバン」は、1889年にジャンヌ・ランバンによって創業されたブランドです。
19世紀という、今から考えるとかなり古い時期につくられたブランドで
現代に残っている洋服のブランドとしては、バーバリーなどと並び
最も歴史が古いといっても過言ではありません。
ランバンは、レディースやメンズのほかにもアクセサリー、香水などを展開しています。
始まりは、13歳ころからパリの帽子店で働いていた創業者のジャンヌが
後にフォーブル・サントノーレ22番地に自身の帽子店をひらいたのが元だといわれています。
少女の頃からファッションにふれ、ジャンヌが養ってきたセンスの良さがランバンというブランドにちりばめられているのです。
ブランド「ランバン」愛娘の手づくりドレスがきっかけ
ブランド「ランバン」:はじまりの店は帽子屋
ランバンの服は、古典的な美術や絵画、エキゾチックなテイストを取り入れ
スパンコールやビーズを使用した凝った装飾、リボンモチーフを施したドレス、植物の刺繍などの服が大変な高評価を得ました。
独自に布を染めてできたランバンブルーなど、独特のスタイルを確立して服飾ブランドとして飛躍していったのです。
現在のランバンにつながるブランドがつくられたきっかけは
ジャンヌ・ランバンの愛娘であるマリー・ブランジェのドレスでした。
手作りのドレスは、上流階級の間で話題になっていき「あのドレスはどこのものか」と
広まってゆき、1890年には「親子の服」を専門に販売するショップになっていったのです。
歴史あるランバンの香水ストーリー
ブランド「ランバン」:娘への贈り物「アルページュ」の誕生
今や、ランバンの代名詞的な存在となった香水「エクラドゥアルページュ」の元となったのが
ジャンヌ・ランバンが愛娘の誕生日プレゼントとして贈った名香「アルページュ」です。
1924年に香水をあつかいだしてから、2年後の27年に発売されブランドの香水として大人気になりました。
ローズやネロリを使ったエレガントな香りは、ランバンの香水ヒストリーの幕開けを彩り
ジャンヌ・ランバンは、ナポレオンによって制定されたフランスの最高勲章
「レジオン・ドヌール」を女性としてはじめて受けるまでになったのです。
その大ヒット香水の影には、ジャンヌ・ランバンの卓越した審美眼がありました。
香りもアクセサリーの一部という考えを提案したジャンヌは
調香師のアンドレ・フレイスと出会い、伝説的な調香師であったエドモンド・ルドニッカに絶賛された
「スキャンダル」や「ルメール」など発表し香水ブランドとしての名声を確固たるものにしました。