【1980年代】エンタメ感があふれる名作の少女漫画10選!
80年代になると少女漫画にもハードボイルドなストーリーや、ラブコメディなどエンタメ感あふれる作品が増えてきます。
特にBANANA FISHは2018年にテレビアニメ化され、今注目のアーティストKing Gnuが主題歌を歌うなど、30年以上たった今も注目され続けています。
『いつもポケットにショパン』(1980~)
幼い二人から大人になるまで、ピアノを通して苦悩と成長を描いた名作。朝ドラ「半分、青い。」で主人公の楡野鈴愛が「いつもポケットにショパン」を読んでいたことで再注目されました。
『有閑倶楽部』(1981~)
日本の支配階級に座すトップ中のトップのご子息・ご令嬢が巻き起こす、ドタバタ学園コメディ。巻き起こる事件も破格のスケールで、読み終わった後の爽快感ならお墨付きです。
『エイリアン通り』(1981~)
アメリカを舞台にした、おしゃれなLAライフを描いた作品です。超美形の青年シャルルはなんと石油相のご子息という、なかなかの設定。巻き起こる事件や、LAの空気感が魅力たっぷりに描かれます。
『ときめきトゥナイト』(1982~)
魔界からやってきた一家が巻き起こす、ロマンチック学園ラブコメディ。80年代のリボンといえば「ときめきトゥナイト」というくらい、当時の「りぼん」を代表する作品です。
『闇のパープル・アイ』(1984~)
異色の少女漫画「闇のパープルアイ」は、豹に変身する遺伝子を持つ女子高生のサスペンス漫画です。ホラーテイストもあり、展開が読めない緊迫感と恋愛要素で多くのファンに支持されています。
『BANANA FISH』(1985~)
少女漫画というよりも、ハードボイルドのサスペンスドラマを見ているかのようにストーリーが展開していきます。2019年にアニメ化され、King Gnuの主題歌も話題になりました。
『ぼくの地球を守って』(1986~)
前世の記憶を持つ7人の少年少女が織りなす転生物語。前世の記憶は何なのか?少女漫画にしてSF漫画の要素を取り入れた名作です。
『ホットロード』(1986~)
少年漫画にありがちなヤンキー漫画とは一線を画す、ホットロード。不安定で危うい年ごろの心の動きを丁寧に描き出した手法と、線を描きこまない独特の世界観に引き込まれます。
『動物のお医者さん 』(1987~)
ハスキーの子犬との出会いから始まる学園コメディ。個性的な登場人物に加えて、普段見ることのない大学獣医学部のリアルな学生生活が面白おかしく描かれています。これで獣医学部を目指した人も多いのだとか!
『なんて素敵にジャパネスク』(1989~)
平安時代の貴族社会を舞台に、お転婆で奔放な姫が事件に巻き込まれていく宮廷痛快サスペンス漫画です。事件に加えてイケメンとの恋愛要素もあり、多くのファンから支持されています。