ライフ
2024/09/04
ヘアサロンで出るプラスチックをアップサイクル製品に変えるブランド「TOKU」誕生
「TOKU」のプロダクトとして、「hair comb(ヘアコーム)」が6月に発売された。
同製品は、浦﨑氏自身の約25年にわたる美容師のキャリアをもとに、「手馴染みの良さ」「使いやすいフォルムとデザイン」「インテリアにも馴染むビジュアル」を様々な角度から検証・考案したオリジナル金型で成型。
回収、分別、截断から金型への流し込み、ニッパートリムと仕上げの練磨に至るまで、一つひとつ手作業で生み出されるのは、唯一無二のマーブル柄を描くアップサイクルヘアコームだ。
海洋プラスチックを融合したプロダクトも
「TOKU」のプロジェクトは、石垣島で海洋プラスチック問題をテーマにアースクリーンツアーやアップサイクルワークショップなどを手がける縄文企画との出会いから、ユニークかつポジティブな協業を実現した。
カラーリング剤のプラスチックキャップに、縄文企画によって回収されたオーシャンプラスチックを融合することで、また異なるテクスチャーとカラーバリエーションのマーブルヘアコームが誕生。
今後は、縄文企画が運営する「アップサイクルラボ縄文」とのコラボレーションで、「アップサイクル体験を通じて今の消費社会を考える」アースクリーンツアーとヘアコーム製作を融合したワークショップも積極的に展開していく予定だという。
「TOKU」の今後に注目
「TOKU」では、「hair comb」に続き、ハンドミラー、ヘアクリップなど、サロンならではの経験とアイデアを融合した新たなアップサイクルプロダクトの製作も企画している。
「TOKU」のプロダクトは、主に全国の「TOKU」プロジェクト提携ヘアサロンで販売中。また、環境問題に意識を向ける=「アースコンシャスアクト」として、企業各社のノベルティとしても好評を博している。
関連タグ
今、読まれている記事
関連記事(提供・STRAIGHT PRESS)