そもそもスーパーの商品って80~90%はどこも同じような物を売ってるので、その中でお客さまに「ベルクは面白いものを売っている」と感じていただくことを強く意識しています。

「THE さいたまロール・狭山茶」はパッケージに自虐ギャグが……(写真:サイゾーウーマン)

「ベストじゃなくてベター」で値段に負けないものを提供

――面白いといえば、「くらしにベルク」の「わりとおいしいカフェラテ」(107円  ※店舗・時期により価格が異なる場合あり)も商品名がユニークですね。

原島社長 ベストじゃなくていいっていうね(笑)。おいしすぎると価格が高くなっちゃうし、社名も「Better Life with Community」の一部を取って「Belc」なので。商品開発の社員にも「ベストじゃなくてベターでいいよ」って言ってるんです。

――「わりとおいしいカフェラテ」を飲みましたが、107円とは思えないおいしさでした!

原島社長 インフレで値上げの波が押し寄せる中、コスパとバリューのバランスの良さを打ち出せるのもPBの強みかなって思います。お客さまの家計を圧迫しないよう、値段に負けないものを提供するっていうのが、私たちの使命だと思うんですよ。

「わりとおいしい」シリーズはブラックコーヒーなど数種類展開(写真:「ベルクお届けパック」公式サイトより)

――それでいうと、「くらしにベルク」の豆腐や納豆、油揚げなどの安さにはいつも助かっています。先日は近所のベルクで「もめんとうふ」(300g)が38円(店舗・時期により価格が異なる場合あり)でした。

原島社長 前に比べれば高くなりましたけどね。消耗頻度の高い商品は、やっぱりコスパは大事かなって思います。

「くらしにベルク」のオートミールは大容量1kgで323円!

――「くらしにベルク」の商品の中から、特に社長がお気に入りの商品を3つ教えてください。

原島社長 実際に自分が使ってるっていう意味では、健康系の商品を挙げたいですね。まず、「100%MCTオイル」(1,079円  ※店舗・時期により価格が異なる場合あり )。なにせ自分が社員に「開発して!」ってお願いしたので(笑)、毎日飲んでます。同様に「プロテイン」も自分がリクエストしました。現在は「ソイ&ホエイプロテイン ストロベリー味」(500g、1,079円  ※店舗・時期により価格が異なる場合あり )など3種類を販売しています。