ジェナ・オルテガ(lev radin / Shutterstock.com)ジェナ・オルテガ(lev radin / Shutterstock.com)

ジェナ・オルテガが、人気映画を女性主演でリメイクする傾向について意見を述べた。

俳優のジェナ・オルテガ(「ウェンズデー」)が、ティム・バートン監督の最新作『ビートルジュース ビートルジュース』の公開を記念して、共演者のキャサリン・オハラとともにMTVのインタビューに登場。男性が演じた人気キャラクターを女性版に直すより、女性の新たなキャラクターがほしいとの見解を述べた。

オルテガといえば、過去にも暗い髪色を貫く理由をハッキリ語っており、強い意志をもってセルフプロデュースを行っていることで有名だ。

ジェナ・オルテガ「私たち自信の作品が必要」

インタビューでオルテガは、ジョシュ・ホロウィッツから今後の続編/リメイク映画への出演についての考えを尋ねられた。例として挙げられたのは、ティム・バートン監督の名作『シザーハンズ』の続編に、ジョニー・デップが演じたエドワード・シザーハンズならぬ女性版“イーディス・シザーハンズ”として出演したりすることに興味があるか、というアイデアだ。

オルテガとオハラはそのアイデアを面白いとしつつ、オルテガはすぐに持論を付け加えた。

「最近、女性が主役を務めることが増えていて、それはとてもすばらしいことだと思う。でも私たちには、私たち自身の作品が必要だと思う」「スピンオフのようなものは好きじゃないよ。“ジェイミー・ボンド”(ジェームズ・ボンドの女性版)みたいなのなんて見たくないの。もっと別のかっこいいキャラクターを見たい」と、オルテガは女性版リメイクではなく、当初から女性の名キャラクターが誕生することを望んでいるようだ。

“女性化リメイク”をめぐる長年の理論

アイコニックな男性キャラクターを女性版リメイクすることについては長年にわたり議論の的になっている。2021年には、『007』(ジェームズ・ボンド)シリーズのプロデューサーであるバーバラ・ブロッコリが持論を展開。