お腹がぽっこりしてきた、お尻がたるんできたと感じることはありませんか? もし当てはまるなら、その原因が“反り腰”である可能性大。反り腰の悩みは女性に多く、パソコンやスマホの長時間使用、またはヒール着用などが原因で引き起こされてしまいます。腰の痛みや骨盤の歪みといった症状につながるので、ぜひ簡単ストレッチを習慣にして対策をしていきましょう。

反り腰の予防に効く簡単ストレッチ

簡単に言うと、反り腰の方は「骨盤が前傾している状態」ということ。そのため、骨盤を後ろに倒しながら背中を丸めることが反り腰の予防につながります。

(1)仰向けになって両ひざを立てて、股関節を丸める

(2)両手でひざを抱える

(3)息を吐きながら骨盤を胸に引き寄せて、5秒引き寄せたら、5秒かけてゆっくり戻していく

これを“1日あたり5セットを目安”に実践します。なお、脚を引き寄せていく際は「手の力を使いながら、お腹で骨盤を引き上げるように行うこと」がポイント。お腹の力を使うことで、腹筋を同時に鍛えることができます。また、頭を上げてしまうのはNG(下写真)。顔が上がってしまうと背中を伸ばせないので、必ず頭は床についていることを意識しましょう。

▲頭が上がってしまうのは、きちんと腹筋を使えていない証拠です

反り腰を予防することができれば、自然にお腹ぽっこりやお尻のたるみといった問題の解決につながっていきます。ぜひ習慣化して、スタイルアップをめざしていきましょうね。<ストレッチ監修:Dr.stretch 酒井彩(MGA講師)>