続いて、「こんなほたてだらけの太巻なんて、存在するの!?」と驚いた衝撃で、気づいたら買い物カゴに入れてしまっていた「貝凄!北海道産ほたて太巻」をいただきます。価格は950.4円で、シンプルな巻き寿司にしてはお高めです。

具はほたて&大葉のシンプルさ(C)サイゾーウーマン
断面は、ほぼ、ほたて(C)サイゾーウーマン

 しょう油をつけずに食べてみたところ、ほたての旨味が次から次へと押し寄せ、旨味の波に溺れてしまいそう……。「バチが当たりそう」と恐怖を覚えたほどのおいしさです。個人的には、しょう油よりも塩のほうがベストマッチと感じました。

 ちなみに、「ほたての太巻」でネット検索すると、「サミットでほたての太巻を買った」という報告がちらほら。ヤオコーだけでなく、「サミットストア」でも販売されていた(いる?)ことがあるようです。

【ヤオコー】売り場はおしゃれだけど、脳内はお祭り騒ぎ!

 今回、ヤオコーで買い物をして感じたことは、主に4つです。

(1)パック商品や惣菜の盛り付けがおしゃれで美しい。商品の陳列もきれい
(2)「安さを求める客」「質を求める客」両方満足できる商品ラインアップ
(3)「Yes!YAOKO」が細分化されているため、客も多少は理解が必要か
(4)惣菜は値段が高めのものもあるが、クオリティーは総じて高い!

 庶民的な価格帯の商品であっても、雑に置かれている印象が一切なく、それが売り場の清潔感や上品さにつながっている印象。筆者が訪れた店舗は、店内デザインが全体的にモダンでしゃれており、都会的な印象も受けました。

 とはいえ、焼肉バイキングのようなイベント性のある売り方をしたり、「貝凄!北海道産ほたて太巻」のようなテンション爆上げの惣菜があったりと、客の気持ちをぐらつかせることも忘れていません。筆者は肉売り場や惣菜売り場で「あれもこれも欲しい!」と脳内がお祭り騒ぎになったため、ヤオコーが業績好調なのも納得です!