1.避難場所の確認
災害が発生した際に、一番大切なのは安全な場所へ避難することです。
どこに避難できるのか知っていますか?また、ご家族みんなで共有はできていますか?
避難場所の確認は、各自治体が紙面やインターネットでも発行しています。自宅や職場の近くにどのような避難場所があるのか、確認しておきましょう。
加えて、避難場所への道順も複数認識しておくことが重要です。災害によっては、通常の道が使えない場合もあります。複数の避難ルートを検討しておきましょう。
2.家族との連絡方法の確認
災害が発生したとき、家族とどのように連絡を取り合い、安否を確認するか話し合っていますか?
日中に災害が発生した場合、家族別々に過ごしている可能性は大いにあります。家族と連絡を取るための手段をあらかじめ決めておきましょう。
例えば、普段使っているSNSが使えなくなった場合は、緊急時用の伝言板サービスを活用する方法もあります。また、連絡が取れない場合の集合場所も事前に決めておくと安心ですね。
防災の日に改めて家族全員が同じ情報を共有し、緊急時に慌てずに行動できるように準備しておきましょう。
3.非常用持ち出し袋の準備・確認
避難する際に持ち出す「非常用持ち出し袋」の用意はしていますか?家族構成によってそれぞれ必要な物品は異なります。
例えば、赤ちゃんのいる家庭では、おむつやミルクが必要です。高齢の方がいる家庭では、常備薬やお薬手帳などを備えておくと安心です。
非常用持ち出し袋は玄関やリビングなど手の届く場所に保管し、防災の日には足りないものがないか点検・補充を行いましょう。
4.備蓄品の準備・確認
非常用持ち出し袋とはわけて、1週間の備蓄(在宅避難用)を準備しておくことも大切です。
普段食べているようなレトルト食品や缶詰、お水があると、もしものときも安心ですね。
防災の日には賞味期限が切れていないか確認し、期限が近いものがあれば新しく交換します。