▲中庭を囲む壁にもこだわりが
中庭を囲む壁面は、潰した和紙を広げたシワを表現。三角に折り曲げられた壁の上部は、外光を反射して庭に効率よく光を取り込む効果があるのだとか。
▲館内でしばしば目にする赤いパネル
抑えた色調で構成されたホテル内で、目に飛び込む鮮やかな紅色。近づいて見ると、テクスチャーの異なるパネルが、日本の伝統工芸品を思わせる彩りを発していました。
▲アメニティは客室階へと向かうエレベーターフロアに用意
ここで必要なアメニティをピックアップ。大浴場に向かう動線にあるのも便利です。
シックで使い勝手のいい客室
客室はダブル、ツイン、トリプルが用意され、ジュニアスイートツインを含めた7タイプ、264室です。全ての客室は黒を基調にしたシックで落ち着いた雰囲気。ライティングデスクはあえて置かず、ソファーや椅子、テーブルを並べることで、くつろいだ空間になっています。
▲「スーペリアツイン」26.4平米
スーペリアツインは大通りに面した客室です。アイランドタイプの洗面があって、信楽焼の洗面ボウルにさり気ない和を感じます。ベッドルームと水回りの間にスライドドアがあるので、バスルームや洗面の利用時にプライバシーを守ることもできます。
▲モノトーンで統一された客室
客室内はモノトーンで統一され、落ち着いた雰囲気に。ヘッドボードは立体的に造形して、日本橋川の水面(みなも)をイメージしています。
▲食器類は扉のついたキャビネットに収納
ワイングラスやコーヒーカップ、アイスペールなどを用意。モノトーンの客室にあって、唯一の色彩となるのが、麻の葉模様が描かれた江戸切子風のサイドパネル。ツインの客室が紫色、クイーンとダブルはオレンジになっています。
▲バスルーム
洗面・バス・トイレは全客室セパレートタイプで使い勝手がよかったです。バスタブはスーペリアツインルーム以上の客室に備えます。全ての客室に独グローエ社のレインシャワーと、リファのシャワーヘッド「ファインバブル S」を装備。バスアメニティは、髪のまとまりがいいミキモト コスメティックスでした。