東京都台東区の上野公園内にある上野東照宮では、9月21日(土)~10月31日(木)の期間、「上野東照宮ぼたん苑 特別祭典 ダリア綾なす秋の園」を開催。100種200株以上のダリアが秋を彩るイベントだ。なお、10月上旬頃から一番の見頃を迎えると予想されている。
上野東照宮ぼたん苑について
徳川家康公・徳川吉宗公・徳川慶喜公を祀る神社として建立された上野東照宮。その敷地内に、1980年4月、日中友好を記念し開苑したのが「上野東照宮ぼたん苑」だ。
回遊形式の日本庭園に植栽されたぼたんは現在、春は110品種500株、冬は40品種160株が栽培されている。東京都心にありながら緑豊かな上野で、江戸風情に身を委ねながら、ゆっくりとぼたんを鑑賞できる。
100種200株以上のダリアを展示
「上野東照宮ぼたん苑 特別祭典 ダリア綾なす秋の園」では、100種200株以上のダリアを展示。入苑料は、大人(中学生以上)800円、会期入苑券2,000円、小学生以下は無料だ。
ダリアは、メキシコ原産のキク科の植物で、日本へは江戸時代に伝来し、ボタンに似ていることから「天竺牡丹(テンジクボタン)」という和名がついている。
濃紅・桃・白が気まぐれに交じり咲く珍しい花色の品種や、
黒味を帯びた濃赤色でダリア人気に火をつけた品種、
均一に並んだ花弁の内側に小さい花弁が重なる品種などがある。
同苑内では、旧寛永寺五重塔や東照宮の参道に並ぶ石灯籠とあわせた江戸風情の中、和傘を庇にして咲くダリアを楽しめる。なお、開催期間中は、毎日の開花情報をInstagramで発信する。
ダリア以外の花も開花、写真撮影スポットも
同苑では、ダリアの他にワレモコウや、
フジバカマ、
コスモスなど季節の草花が開花し、見どころ満載だ。
ダリア等の花々と一緒に、お月見や、