婚活コンサルタントの田中亜依です。婚活中の皆さんは、結婚相手の理想像を聞かれてパッと答えられますか? 意外にもこの質問に答えられる方は少なく、自分自身が求める結婚相手について、漠然としか考えられていない人も多いのです。

今回は、迷える婚活女性、瞳さん(仮名・30歳)のお話とともに、婚活で理想の相手を思い描く秘訣を紹介します。

◆友人の結婚に焦り、親からのプレッシャーも感じる

女性の後ろ姿
写真はイメージです(以下同じ)
ワンピースなどの女性らしい装いが似合う瞳さん。休日は料理教室に通っていて、「他の生徒さんと一緒に美味しい料理を食べるのが何よりも楽しい」という朗らかな女性です。そんな彼女ですが、20代後半になった頃から周りの友人がどんどん結婚して、自分も焦りを感じ始めます。

また実家暮らしの瞳さんは、両親からのプレッシャーも少なからず感じていました。そこで婚活を開始したものの、なかなか良い相手に巡り会えないということで、相談に来てくれました。

「仲の良い友人の結婚式に参列すると、やっぱり結婚っていいなぁと思うんです。先日親友に子どもが生まれたので、私も子どもを産むなら、彼女の子と遊べるように同年代の子どもがいいなと思いますし。でも、なかなか結婚したいと思える人に出会えなくて……。私の婚活方法が間違っているのでしょうか?」