コミュニケーションにおいて相手を理解することは、良好な関係を築くために欠かせません。けれど、「相手を理解する」と単純に言っても、そう簡単なことではありませんよね。

今回は、相手への理解度を深めるために意識したいことを、fumumu取材班がご紹介します。

①勝手にまとめない

「会話中に、相手の言葉を勝手にまとめるのは避けたほうがいいです。自分の主観や解釈で相手の言葉を代弁すると、本当の意図を見誤ることがあるから。

『要はこう言うことでしょ?』と話をまとめられたら、自分だってイラッとしますよね。自分の経験で語っても、相手の口からは全然想定外の言葉が出てくるかもしれないし。

相手の話を遮らずに、話していることをそのまま受け止める姿勢が大切だと思います」(20代・女性)

②初歩的な質問でもOK

「相手が話している内容が理解できないときに、知ったかぶりをする人ってたくさんいると思うんです。知識として常識だったりすると、聞くのが恥ずかしい気持ちもわかるんですけどね。

でも、そこでわかったフリをしてしまうと、その後の会話がまったく楽しめないから。聞くなら会話の最初にしておいたほうが絶対にいいです。

わからないことを質問するより、わかったフリをしていることがバレるほうがずっと恥ずかしいし。質問を通じて、相手の考えかたや経験をより深く知ることができるんじゃないでしょうか」(30代・女性)