人生は、ときにつらい試練や疲労感に直面するものです。どうすれば、少しでも心の重荷を軽くすることができるのでしょうか?

fumumu取材班が、生きることに疲れたときに意識したいことを聞いてきました。

①休息期間だと考える

「人生の疲れを感じたときには、その状態を休息期間と捉えることが大切かも。人生において『ずっと元気に! 前向きに!』なんて、なかなか難しいですから。

しんどいときに『早く元気にならなくちゃ』と無理にポジティブに動こうとすると、その反動でさらに疲れてしまいそうですよね。

疲れたときに休むことは、生きていくうえで自然なことじゃないでしょうか。元気がないなりに淡々と生活を続けていれば、どこかでフッと気持ちが浮上するタイミングがくる気がします」(30代・女性)

②夢や目標にとらわれない

「夢や目標に対する過度なプレッシャーを感じている人もいるんじゃないでしょうか。今の時代、SNSをのぞけばキラキラと輝いている人がたくさんいますから。

他人と自分を比較して、自分の人生の価値がわからなくなっているのかも。夢や目標がなくても、全然生きていけますよ。夢を持っているように見える人も、本人からすれば人生に迷ってばかりかもしれないし。

漠然とした夢や目標よりも、今この瞬間に焦点を当てて、小さな喜びを見つけることに気持ちを向けたほうがいいと思います。人生の喜びは大きな目標だけにあるんじゃなくて、日常の中にも存在するものですからね」(40代・女性)