◆彼からのプレゼント
しかし彼は女性らしくして欲しいのか、由貴さんの好みとは正反対のプレゼントをしてくるのだとか。
「デート中に、『これ似合うんじゃない?』って、自分じゃ絶対に選ばないような淡いピンクのフワッとしたワンピースを着てほしいと言われて…。断るのも気まずいから試着はしたものの、『やっぱり私はいいよ~』って買わなかったのですが、後からその服を彼からプレゼントされたんです」
せっかく貰ったのだからと無理してデートに着て行ったりしたものの、やっぱりしっくりこない由貴さん。結局、そのワンピースを着たのは一度きりだったといいます。
◆好みを押し付けられているようでモヤッ
その後も、華やかな女性らしい小物やアクセサリーを度々プレゼントされた由貴さん。だんだん彼の好みを押し付けられているようでモヤモヤしてきたそう。
「それが1番の原因とまではいかないものの、色々と押し付けがましいところが気になり、しばらくして私からお別れしました」
「彼は似合うと思ってプレゼントしてくれていたのかも知れないけれど、服装は自分を表現するひとつの手段だから、性格を変えようとされてるみたいで嫌でした」と由貴さん。
<文/まなたろう>
【まなたろう】
多岐にわたって興味があるアラフォーライター。コーヒーが好きで資格を取得中。海外に12年ほど住んでいたため、英語はそこそこ堪能。