“未知なる空間”と呼ばれていた大谷資料館や、標高1,102mの高所にたたずむ三峯神社、東洋のナイアガラと言われる吹割の滝など、暑い日に避暑に訪れたい、関東の夏でも涼しい場所をご紹介します。

1.大谷資料館(栃木)

photo by hiroshiさん

つい最近まで一般の人の目に触れることなく“未知なる空間”と呼ばれた大谷石の地下採掘場跡。地下30mの場所に、約2万㎡という野球場がすっぽり入ってしまう広さの一部を一般公開しています。

photo by ぽぽい子さん

ライトで照らし出されたそこは幻想的な世界が広がり、まるで地底で目覚めた巨大神殿のよう。B’zや三代目J Soul Brothers、JUJUなどのPV撮影をはじめ、さまざまなロケ地としても利用されています。館内は夏でも10度〜13度と、避暑には最適!外は猛暑の日でも上着持参で訪れることをおすすめします。

2.三峯神社(埼玉)

photo by 7kamadoさん

秩父の奥深い山の上にたたずむ「三峯神社」は、関東最強のパワースポットとして様々なメディアに取り上げられる神社です。標高1,102mの高所に鎮座しており、緑に囲まれた境内は夏でも涼しく参拝できます。

photo by kanapiさん

境内で1番パワーが強いと噂されているのが、神の使者であるお犬様(狼)が祀ってある「お犬様のお宮」。家を守護する諸難除けの神と言われています。

そして神社の拝殿を通り過ぎた所には「縁結びの木」があります。檜とモミの木が寄り添って立っている神木があり、遠目で見るとまるで1本の木のようにも見えます。この寄り添っている姿が、「縁結び」にご利益があると言われている所以です。

3.吹割の滝(群馬)

photo by みにっこさん

国の天然記念物に指定されており、東洋のナイアガラと言われるほど美しい滝。高さ7m、幅30mにもおよびます。滝が巨大な岩を吹き割ったように見える独特の形状から「吹割の滝」と名づけられました。見上げる滝ではなく、見下ろす滝というのも珍しく、この場に立つと想像以上のスケールに圧倒されることでしょう。

吹割の滝

滝の落ち口近くまで散策が可能で、夏には水しぶきが気持ちいい!涼をとるのにぴったりのスポットです。