作り方
① トマトはヘタをくり抜き、一度湯剥きしておきます。しっかりと沸かしたお湯に大体5秒から長くても10秒ぐらいトマトを浸します。
※湯むきをしておくと、口当たりが良くなり、味が馴染みやすくなる利点がありますが、湯むきを省いて、トマトをカットするところから始めても大丈夫です。
② 熱湯に浸したトマトを引き揚げ、氷水に取ります。あまり長く漬け込んでおくと、トマトの味がどんどん抜けてしまうので、20秒程度で(粗熱が取れたら)氷水から引き上げます。
③ トマトの薄皮を剥き、お好みの大きさにカットします。1個を1/4にカットしたり、あらかじめ一口サイズにカットしておきたい方は、8等分くらいにカットしておくと良いです。
④ カットしたトマトをボウルに入れ、下味の塩を2つまみ程度全体に振って、馴染ませておきます。下味の塩もそんなに強くなくて良いのですが、薄過ぎても意味がないので、トマトの旨さをしっかり引き出せるよう、今回のトマトの量なら2つまみ程度振っておきます。
⑤ マリネ液を作っていきます。鍋(今回はフライパンを使用してます。)にチキンブイヨンを入れて火にかけ、ハチミツ・酢を加え、いったん火から下ろして黒胡椒・スライスしたにんにく・鷹の爪(赤唐辛子)・塩ひとつまみを入れて火にかけ、にんにくに火を通していきます。
※チキンブイヨンは、ブイヨンの素をお湯に溶いたものでもOKです。
※赤唐辛子は香り付け、黒胡椒はアクセントになります。
⑥ ⑤のマリネ 液が熱い状態で、④の塩を振ったトマトに加え、漬け込んでいきます。
※熱いマリネ液をかける事で、トマトのエキスがマリネの液体に移りやすくなります。
⑦ ⑥のトマトの上に落としラップや紙(クッキングシート)をして、冷蔵庫で最低2時間冷やしておきます。
ボウルのままでも良いのですが、場所を取るので、あれば保存瓶やタッパーなどに移しておくと良いでしょう。
この「酢トマト」で、冷製パスタにしても美味しいです。
酢トマト6かけくらいとマリネ液を適量ボウルに入れて、粗く潰した所にオリーブオイルを合わせ、塩茹でして冷やしたカッペリーニを絡めます。お好みで、ツナ缶1/2くらいを加え、味見をして、塩胡椒で味を整えたら完成です!
これをそうめんで作っても美味しいです。パスタにはハーブ感を加えるのにバジル、そうめんには大葉を加えると良いです。
今時期は、シェフGeorgeさんの「酢トマト」を常備菜にして、健康的な夏をお過ごし下さいね!