12. 下鴨神社 みたらし祭

photo by いのまたさん

導きの神、勝利の神として信仰を集める下鴨神社。正式名称を賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)と言います。鮮やかな朱色をした楼門は高さ13メートルで、重要文化財に指定。広い境内にはその他にも多くの重要文化財があります。

こちらの下鴨神社で夏の風物詩となっているのが、例年7月下旬に行われるみたらし祭。連日暑い京都で涼を感じられる催しとなっていて、地元の方はもちろん観光客にも大人気です!

平安時代、土用の丑の日に御手洗池の中に足をひたせば、穢(けが)れを祓えると言われていました。みたらし祭は、その謂れに由来した神事。毎年、土用丑の日の前後5日間に「足つけ神事」が行われ、一般の人も気軽に参加することができます。境内の御手洗池に裸足で入り、途中で神様にろうそくを奉納して参拝した後、ご神水を飲み心身を清めるという流れになっています。

池の水は思っているよりも冷たく、大人の膝の深さまでありますので、足を出しやすい服装で訪れるのがおすすめ。涼を感じつつ、京都らしい神事をぜひ体験してみてくださいね。

基本情報

開催日時

2024年7月19日~7月28日 9:00〜20:00 ※変更となる場合もあり

料金

お灯明料 1人500円

アクセス

京都駅より市バス205系統にて約25分、バス停・下鴨神社前で下車、徒歩すぐ

駐車場

なし