問題をすべてひとりで抱え込んで、誰にも頼れない人はこの世界にたくさんいます。反対に、上手に人に頼って、自分自身を守れる人も。

その違いはどこにあるのでしょうか? 「人に頼ることができない人」の特徴を、fumumu取材班が聞いてきました。

①他人を信じていない

「周りの人を信じられないと、誰にも頼れないんだろうと思います。言っても意味がない、どうせ助けてくれないと、相手との関わりを諦めてしまうんですよね。

私も、周りの人に頼れなかったときは、誰も信頼できていませんでした。でも、どうにもならなかったときに、友達が家まで来て怒ってくれて…。『言わなきゃわかんないでしょ!』って。

誰かを信じて頼るのはとても勇気がいるけど、生きていくのは大変だから、どこかで誰かを信用しないとどうにもならないんだと思ったんです。信頼する人は自分で選ぼうと決めてからは、人を見る目も和らいだと自分自身で思いますね」(20代・女性)

②プライドを守りたい

「自分をよく見せたいと必死だったときは、誰にも頼らずに問題を抱え込んでいました。仕事でも、プライベートの人間関係の悩みもすべて。悩みがない、順風満帆な人だと思われたかったんです。

誰かに頼るときって、自分の弱みを見せなくてはいけないから。すごく抵抗があったんです。弱みを見せられるようになったのは、親しい人から、弱みを見せてもらったからです。

自分以外の人もこんなに悩んでいるんだと知って、どこかでホッとしたんですよね。ひとりですべてできる人なんていないと思えたら、自分の弱さもさらけ出せるんじゃないでしょうか」(20代・女性)