ハーレイ・クイン(『スーサイド・スクワッド』『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒』など)
トラブルも、クセのある悪党たちとの困難なやり取りも、ジョークを飛ばしながら笑顔で乗り切ってしまう柔軟さとパワフルな明るさ、そしてすぐに空気の中心に自分を置くことができるムードメーカーとしての存在感の強さはENFPの特徴。
過度にショッキングなことが起きるとメイクを崩して黒い涙を流すほど悲しむが、次の場面ではもう何もなかったかのように元気になっているタフネス。その感受性の豊かさと適応力の高さからもENFPではないかと考えられる。
キキ(『魔女の宅急便』)
『魔女の宅急便』のキャッチコピーといえば、「おちこんだりもしたけれど、私はげんきです」。感情の波にはさらされながらも元気に乗り越えていく、ENFPの生き方をそのまま表したかのような文言だ。
夢を抱えて出かけ、持ち前の人柄で出会う人々を味方につけつつ、一喜一憂を経てまっすぐ成長していくキキの物語は、視聴者が自然と応援したくなるものだろう。
アナ&オラフ(『アナと雪の女王』シリーズ)
外の世界に興味津々で想像力豊か、底抜けに明るい性格が特徴のアナもENFPだろう。単独行動しがちな姉エルサを常に心配していることからも、周囲の人々へ向ける意識が強く、気配り上手な性格であることがうかがえる。共感力が高く柔軟なロマンチストゆえに、見ず知らずの王子様に心を奪われてトラブルに巻き込まれてしまうといった面も特徴的だ。
エルサが作り出した雪だるま、オラフもENFPとされている。エルサが大切に思うアナの性格が、その創造物に投影されたと思うと感動的だ。