兵庫県姫路市の情報をお届け!姫路市立水族館では、アカウミガメの卵がふ化し、子ガメの展示を行っている。また、11月22日(金)より「Himeji大手前通りイルミネーション」が開催される。詳細をチェックしよう。

姫路市立水族館で産卵したアカウミガメの卵がふ化


姫路市立水族館で、アカウミガメの卵がふ化した。水族館本館1階にて、8月7日(水)から子ガメが展示されている。

■138卵を人工ふ化器で育成

今回ふ化したアカウミガメの卵は、6月10日(月)に産卵が確認された138卵を、館内の人工ふ化器で育成していたもの。

ふ化は、7月28日(日)から順次始まり、8月16日(金)時点で86卵がふ化した。アカウミガメの産卵は、2018年以来、実に6年ぶりになるという。

■ふ化した子ガメの状況

ふ化した子ガメは、ふ化して2~3日の間ふ化装置で静養し、その後水槽に移している。現在はバックヤードの水槽で飼育しており、少しずつ餌も食べ始めているそうだ。大きさは、甲長約4センチ、体重約18グラム。

■親ガメについて

親ガメは、オス(個体名HM45)が14歳で、姫路市立水族館で2010年より卵から飼育されている。メス(個体名アイオイ)は年齢不明で、2020年に保護され、姫路市立水族館で飼育されている。

■これまでの産卵状況

親ガメは4~5月に数回交尾が確認されており、ウミガメプールの砂場にて6月10日(月)に1回目138卵、6月17日(月)に2回目130卵を産卵。7月28日(日)に、6月10日(月)に生まれた卵のうち6卵のふ化が始まり、その後、8月3日(土)までに138卵のうち86卵がふ化した。6月17日(月)産卵分は、発生不良のためふ化していない。

展示状況については、姫路市役所観光経済局スポーツ振興室水族館に問い合わせよう。

アカウミガメの子ガメを見に、姫路市立水族館を訪れてみては。

姫路市立水族館HP:https://www.city.himeji.lg.jp/aqua
アカウミガメの卵ふ化詳細:https://www.city.himeji.lg.jp/shisei/0000028441.html

「Himeji大手前通りイルミネーション」を開催