花火の打ち上げ時間は、18:00~約70分間。玉数は約5,000発で、最大打上号数は1尺玉(10号玉)だ。音楽に合わせて花火を打ち上げるミュージックスターマインや絵本「きぼうのとり」の朗読に合わせた特別な花火などが、夜空を彩る。

「きぼうのとり」は、被災者だけでなく体験していない人にも、自然災害の恐怖と人間の過信が引き起こした事故の悲惨さを忘れないために、10歳でもわかるように書かれた絵本。


花火会場の観覧席は、全席有料。自由席、指定席、伝承館の屋上のプレミアム席(自由席1人4,500円~4人テーブル席40,000円)などのチケットが販売されている。

今回のイベントでは、花火大会で問題視されている観覧場所の確保、トイレ、混雑時の問題などの解決に向け、快適な花火観覧環境を提供する。

花火当日は、双葉町の町民グラウンドや浪江町の請戸漁港に無料駐車場を設け、シャトルバスの運行も行う。詳細は、公式サイトを確認してほしい。

おもてなし企画も実施

イベント当日は15:00から開場し、日本の食や文化、福島の魅力を体験できるおもてなし企画も実施。被災地の活性化へ向け、町民も出店などを行い裏方として支えるという。


「ふくしま食と文化のハーモニー」では、双葉町のグルメを中心に、世界に誇る福島の日本酒ブースを併設。様々な美味しさを堪能できる。


多言語にも、スムーズに対応できる体制を完備した「日本文化に触れる浴衣レンタルブース」も。


「伝統花火体験ワークショップコーナー」は、花火のデザイン作成や花火玉のレプリリカ作成、線香花火作り体験を実施。日本独自の煙火文化を、体験できる。


会場となる東日本大震災・原子力災害伝承館の入館料と花火観覧がセットとなった「東日本大震災・原子力災害伝承館見学ツアー」も実施。このお得なチケットは、アソビュー限定プランとして販売する。被災地を体験し、復興の過程を知れる貴重な機会だ。