また、地元福井県越前市を舞台に、クリエイターたちとともに新たな価値を生み出す取り組みも行っている。


「パステキドール」では、南越前町のデザイナー・野村和広さんが手掛けるブランド「TERAU」とのコラボレーションによって、カスタマイズ商品も展開。ユーザーに古着を楽しんでもらいつつ、個性を引き立てる一品を提供することを目指している。


福井県出身出身で、今年アイジーエーに入社し、現在も福井で活躍中のNANAMIさんのリメイクアイテムも販売している。

そのほか、店舗内のハンドメイド作品コーナーでは、福井県内の障がい者支援センター「セルプ」の人々が1つ1つ丁寧な手作業で古着をリメイクした商品が販売されている。


8月2日(金)には、オープンを記念するレセプションも開催され、地域の人やアイジーエーとともに取り組みを行っている人などで賑わったという。


さらに、a.company(a.departmentstore)が運営するa.cafeでは、白山すいかを使用したスムージーやフルーツポンチなどが振舞われた。

アイジーエーについて


アイジーエーは、2020年7月に「廃棄ゼロ」を宣言。廃棄をなくし、少しでも商品を多くの人に届けたい、資源を無駄にすることなく、世の中に残し少しでも貢献していきたいという想いで取り組みを続けてきた。

さらに次のステップへ進めていくため、これまで行ってきた古着販売事業「axes femme Vintage Store」をリブランディングし「パステキドール」が誕生したという。このブランドは、アイジーエーの「廃棄ゼロプロジェクト」の一環も担っており、アパレル業界の課題解決に貢献することを目指している。


「パステキドール」は、SDGs(持続可能な開発目標)の取り組みの要となるブランドであり、衣料品の廃棄をゼロにするための重要な役割を果たしている。ユーザーが不要となった商品を回収し、再利用・再販売することで、持続可能なファッションを推進。さらには、リメイクも行い、商品を新たな形で生まれ変わらせている。