◆運転中の彼に「舐めろ」と言われてモヤモヤ……
そうした付き合い方をしていたところ、彼の要求はどんどんエスカレート。やがて、夜の行為も乱暴なものになり、菜月さんの心は疲弊していきました。
一番嫌だったのは、運転中の由伸さんに「今、俺の舐めろよ」と言われたこと。「そんなことはしたくない」と伝えるも、由伸さんは「あーあ、できないんだ。俺のこと、そんなに好きじゃないんだね。だったら、今すぐ車から降りて」と言われたため、やむを得ず、要求に従いました。
「そしたら、彼は『ホテルに行くまで我慢できずに、こんなことしちゃうなんて淫乱だね』と笑いました。その時から、私って彼にとってなんなんだろうって思うようになりました」
モヤモヤは募るも、別れを切り出すことはできず。由伸さんが無茶な要求や高圧的な態度をせず、平和にデートが終わる日もあったため、菜月さんは「根は悪い人じゃないから……」と自分に言い聞かせ、関係を続けていました。