◆ハイスペイケメンを手放したくなくて“彼色”に染まった
菜月さんは大手マッチングアプリで、2歳下の彼・由伸さん(仮名)と出会いました。由伸さんはIT業界で活躍する、ハイスペックイケメン。「この人を逃したくない」と思った菜月さんの猛アピールによって、2人の交際はスタートしました。
「私が好きだと思う気持ちのほうが大きいことは分かっていました。だから、少しでも彼好みの女性になりたいと思って、努力したんです」
交際後、菜月さんは些細な彼の言葉を聞き逃さないように注意。例えば、パンツスタイルで現れた菜月さんを見て、由伸さんが「ミニスカ履いてるところも見てみたいな」と言えば、次のデートにはミニスカで登場。
外食の際、「サラダの取り分けくらいしてよ(笑)」と注意された時には、同じ失敗をして彼を幻滅させないようにしようと決意。
次にレストランへ行き、ディナーを楽しんだ時には「今まで気が効かなくてごめんね。これからは、ちゃんと取り分けるね」と謝罪までしました。
「とにかく、彼が離れていかないように必死でしたね。年収も900万円近くあると聞いていたので、この人と結婚できたら、お金に困る心配もなさそうだなって思って、彼に言われたことを全部聞いていました」