近所付き合いのコツ
心地よく生活をするために、近所付き合いを円滑にするためにはコツがあります。
近所付き合いが苦手だと感じる人もいるのはわかりますが、コツをしっかりとつかんで守っていけば、たいていのトラブルは回避できるでしょう!!
それでは近所付き合いのコツをお伝えします。
【近所付き合いのコツ①】悪口には入らない
近所付き合いを上手にするためのコツの1つ目は、人の悪口には入らない、ということです。
悪口というのは、本当に楽しいものですよね。特に女性は集まるとすぐに悪口大会が始まるものです。しかし、その悪口が元でご近所さんの関係が険悪になってしまうこともよくあることなんです。
悪口を言われた人は、それがどんな内容であっても言った人のことを良くは思わないものです。自分の悪口を言っていたことがわかると、相手のことが苦手になって嫌いになるのは当たり前ですよね。
自分も悪口の輪に加わってしまうと、自分は特に何も言っていなくても、その輪に加わっていたということだけで、その人から苦手意識を持たれてしまい、距離を置かれてしまうものです。
悪口は何もいいことは生み出しません。
悪口の輪には決して入らないように、悪口が好きな人とは距離を置くのが円滑なご近所付き合いのためのマナーです。
【近所付き合いのコツ②】愚痴はほどほど
近所付き合いを上手にするためのコツの2つ目は、愚痴を言うのはほどほどにしておきましょう。
仕事の愚痴や、ご近所さんとのごみ当番の愚痴、夫婦喧嘩の愚痴…生きているといろいろな悩みが出てくるので、愚痴をこぼしたくなりますが、特にご近所さんにこぼす愚痴はほどほどにしておくことをお勧めします。
というのは、人はポジティブな話を聞くよりもネガティブな話を聞く方がどうしても好きなものです。そしてご近所さんの中には、必ずうわさ好きなおばさんがいるものです。
うっかりとこぼした愚痴を、噂大好きおばさんが何倍にも膨らませて広める可能性があります。
特に夫婦関係の愚痴を大きく膨らまされて広められた日には、夫婦そろってそこに住みにくくなってしまいます。
愚痴、特に夫婦についての愚痴はほどほどにすることが、ご近所付き合いを快適にするための方法です。
【近所付き合いのコツ③】招いたり招かれたり
近所付き合いを上手にするためのコツの3つ目は、招いたり招かれたりのバランスはとりましょう。
地域に住んでいたら、仲良くなった人をお茶に招いたりすることはよくありますよね。時には食事に招くこともあるでしょう。
しかし、ご近所付き合いでお互いの家に行き来するような関係になったら、招いたり招かれたりの回数や内容は同じくらいのバランスにするように心がけましょう。
相手の家にお茶に3回お呼ばれたら、こちらも3回お茶にお招きする、ランチを1回ごちそうになったら、こちらもランチを1回ごちそうする、という感じでお付き合いできると、お互いに大きな負担を感じることなく、関係を長続きさせることができます。
注意しなくてはいけないのは、どちらかの家に一方的に入りびたりになるような関係です。そうなるといつも押しかけられる方は負担を感じて悩みを持つようになってしまいます。
ご近所付き合いでのお招きは、バランスを取ることが、細く長くご近所付き合いをしていくための大切な方法です。
【近所付き合いのコツ④】浅く広く付き合う
近所付き合いを上手にするためのコツの4つ目は、付き合いは深入りしないで広く浅くを心がけましょう。ご近所付き合いは、気が合って付き合いを深めていく友人とは違います。
一見気が合うように見えても、お互いに付き合わざるを得ないから付き合いを続けなくてはいけない存在なのです。
その辺はしっかりと認識して、特定の人に深入りしないで、できるだけ広く浅いお付き合いをするようにしましょう。
ご近所付き合いでも時折派閥のようなものができてしまうことがあります。
その時に、どちらかに肩入れするようなお付き合いをしていると、ご近所同士のトラブルに巻き込まれてしまうことになります。
そういったことを防ぐためにも、特定の人に深入りしたお付き合いはしないことがご近所付き合いを上手くやっていくための方法です。
【近所付き合いのコツ⑤】お金や夫婦の問題の話はしない
近所付き合いを上手にするためのコツの5つ目は、夫婦やお金といった家庭の内情に関する話はご近所さんにはしないことです。
ご近所には噂が好きな人が必ずいます。夫婦の問題や悩み、夫婦喧嘩のことをついうっかりと口にしてしまったら、それが時には何倍にもなって噂話として広がってしまうことがあります。そうすると夫婦そろってそこに住みにくくなってしまいます。
ご近所さんと仲良くなっても、良好に細く長くお付き合いをしてくための方法は、夫婦や家庭の内実は話さないことが大切なご近所付き合いを長続きさせる方法です。
信用できると思って夫婦の問題を相談しても、実はそこからあらぬ噂を立てられた、ということで悩みを抱える人もたくさんいるんですよ!!
【近所付き合いのコツ⑥】自分は自分、人は人
近所付き合いを上手にするためのコツの6つ目は、自分は自分、人は人と割り切ることが大切だということです。
同じ年代の子供がいたり、同じような職種の仕事をしていたりすると、子供の成績や夫の出世など、どうしても競争意識を持ってしまったりするものです。自分ではそういう意識を持たなくても、相手から持たれてしまう、なんて悩みも。
そういう人に苦手意識を持ってしまっても、自分は自分、人は人と割り切って考えることが、ご近所付き合いを細く長く気にしないで続けるための方法です。
【近所付き合いのコツ⑦】マナーはしっかと守る
近所付き合いを上手にするためのコツの7つ目は、最低限のマナーはきちんと守る、ということです。
マナーについて苦手意識があっても、相手に突っ込む側になっても、突っ込まれる側にならないようにすることが大切です。ご近所付き合いには、やはり最低限守るべきマナーがいろいろとあります。
楽器が好きでも夜はヘッドフォンを付ける、昼間でも迷惑をかけるのなら消音機を使う、テレビやラジオの音量には気を付ける、ペットの無駄吠えや匂いには気を付ける、子供がマンションで走り回る場合には、衝撃吸収のマットを敷くといったことです。
ゴミ出しのルールを守る、というのも大切なマナーですよね。また挨拶をきちんとするというのも大切なマナーです。
こういったマナーをちゃんと守れるかどうかで、あなた方ご夫婦へのご近所からの目も大きく変わってきます。
マナーについて、他の人に突っ込む側になっても、マナーの悪さを突っ込まれる側にはならないように気を付けましょう。
良好な近所付き合いで快適に暮らそう!!
ここまで何かと苦手意識や悩みが多い近所付き合いをどうしたらいいのか、ということについてみてきましたが、参考になったでしょうか?!
近所付き合いは、友人とは違って、偶然ご近所になった人とのお付き合いです。
そこには友人付き合いにはないマナーが求められますし、苦手なタイプの人もいたりして、予想もしなかった悩みを抱えてしまうこともあります。
しかし、そういった人間関係を経験することで、人間的に成長できるという側面もあります。
せっかく何かのご縁でご近所になったのですから、いろいろな方法で良い関係を築けるようにしたいものですよね!!