大切な人に頼ってほしいと思っているのに、なかなか気持ちが伝わらない。そんなとき、どうすれば相手に「頼ってほしい」と伝えることができるのでしょうか?

fumumu取材班が、伝え方のコツを聞いてきました。

①具体的な要望を聞く

「体調が優れない時期があった友達が、いろいろとひとりで抱え込んでしまったことがあって。口で『なにかあったら頼ってね』と伝えてもあまり響いていなかったので、具体的な要望を聞くように意識しました。

『この日用事があって近くに行くんだけど、なにか買っていくものある?』って、ポンと答えられる質問をしてみるんです。

人に頼ることが苦手な人は、こちらから歩み寄らないと、なかなかSOSを出せないんじゃないでしょうか。具体的に質問をしていくことで、相手からも少しずつ頼ってくれるようになりました」(20代・女性)

②自分から頼る

「私は、自分だけが一方的に相手に頼ることができないんです。『なんでも相談してね』と言ってくれても、うれしい気持ちはありつつ、相手も忙しいし迷惑かなと思ってしまって…。

まずはこちらに頼ってもらえると、自分も少しは頼っていいのかなと思えます。相手に悩み相談をされた後のほうが、自分の気持ちを言えることってあると思うんですよね。

相手におんぶにだっこになるのは、やっぱり嫌なんです。対等な立場で頼り合っていると思えたら、悩みも素直に話せるかもしれないです」(20代・女性)