大岳院は1605年に創建された曹洞宗の名刹で、モデルになった忠義や八犬士らが祀られています。殿様の墓石を取り囲むように、八賢士たちの墓が並んでいます。また、境内には八匹のかわいらしい犬の石像がありますので、ぜひ探してみてください。

ストーリーはファンタジーですので、実際に起こった事ではありませんが、馬琴がこの里見家の話を聞いて構想の元にしたのではないかと想像できます。映画では八犬士の戦いの物語と同時進行で、馬琴の人生も描かれているのも見どころです。

倉吉白壁土蔵群

倉吉の町は江戸、明治から残る建造物が現存し、国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。川沿いに白壁の蔵が並んでいる景色は、どこを撮っても映えます。

蔵や町屋をリノベーションしたおしゃれなショップやカフェがたくさんあり楽しめます。当サイトにも倉吉の楽しみ方をご紹介した記事がありますので、ぜひ参考にしてみてください。

お土産におすすめ酒蔵「元帥」

ミニサイズ 銘柄により異なるが500~600円代が主流

嘉永年間創業の160年の伝統を持つ老舗酒蔵です。通りの角のわかりやすい場所にあり、入りやすいのも魅力で、いろいろな知種類のお酒だけでなく、酒かすや地酒ケーキなど酒製品もそろっています。お酒はミニサイズもあるので、お土産におすすめです。

名作と共に生き続ける里見家の人々

里見忠義は倉吉に八年間在住したそうで、偶然的にもまた八の字です。神社や社殿を修復するなど事績をのこしました。里見家といえば八犬伝!というくらい、今や切り離せない存在です。映画を見る前に、また見た後で、忠義と八犬士たちが暮らした町を体感してみましょう。映画公開は気持ち良い秋の季節です。